Q2
朝礼を始めたいのですが、どのようにすすめればよいですか
当社では、これまで朝礼をしたことがありません。今度朝礼をしたいと思っていますが、どのようにすすめればよいかを教えてください。
A
始業時の朝礼は、運転者に安全運転に必要な情報を与えたり、意識づけを図るという意味で極めて重要です。
朝礼は、できれば毎朝実施するのが理想ですが、それが無理であれば週1回でも実施しましょう。
朝礼には、次のような事項を実施します。
①運転業務や安全運転上の注意点等の伝達
最近の交通情報や気象状況など、できるだけ具体的に話すと同時に、その対応策も指示します。
②安全体操
運転に入る前のウォーミングアップとして、ラジオ体操をするのもよいし、ただ手足や首などを動かすだけでも効果があります。
③安全訓話
管理者が交通安全意識を高める話をします。各運転者が持ち回りで話をする方法もあります。テーマとしては、日頃自分が心がけている安全運転方法や交通事故やヒヤリ・ハット体験を話してもらうのが一般的です。
④安全スローガンの唱和
終了時に、全員で安全スローガン等を唱和します。声を出して確認することで、それがいつの間にか潜在意識として定着して、安全行動に結びついていきます。
朝礼は、短い時間にすすめなければなりませんので、どんな流れにするかを事前に計画して、効率よくすすめましょう。